こんにちはterajinです。
言わして下さい。
夏だけWBGT(暑さ指数)をメディアの天気予報で報じて欲しい!
地球温暖化と叫ばれ、何年も過ぎ。
現在は、温暖化通り越して崩壊化してるんじゃない?と思う今日この頃。
世の中には、気温や湿度などがメディアを通して報じられていますが、いつまでその基準を使うんだよと。
理科の実験で学んだ百葉箱の基準で気温とか湿度で目安にしてたら死んじゃいますよ。
せっかく環境省が新基準を設けてるんだから、それをどんどん活かして欲しいものです。
そうして、世の中注意喚起しあえば、死亡者減るんじゃないかなと思います。
という事で死亡者を減らすにはまず、
熱中症について知る。そしてWBGTとはなんぞやという事で、なるべくコンパクトにまとめてみました。
熱中症について
いろいろな要素がからんで、熱中症は起こったり、起こらなかったりします。以下解説していきます。
熱中症になりやすい人
熱中症はその人の年齢、体調、病気、水分の取り方、住居の環境、運動や労働の程度、暑さになれているかといった、いろいろな要素が絡んでいます。
乳幼児や高齢者は、とくに熱中症に注意します。
熱中症の仕組み
熱中症は「熱」の影響により引き起こされる、体の不調の事を言います。
体には「体温調節機構」が備わっており、一度に大量の汗をかくと体液のバランスを崩し体の不調が起こります。
熱中症が起こる仕組みは、二種類あります。
古典的熱中症(外から入ってくる熱がおもな原因)
夏に気温が上がり続け、とくに高齢者や乳幼児に多く発生する。
心臓病や腎臓病、糖尿病などの、病気がある人も注意です。
労作性熱中症 (体内で発生する熱がおもな原因)
高温環境での運動時・作業時に多く起こります。健康な人でも暑い中で無理をすると発生する。
上記二種類あるが、体調が悪ければどちらの熱中症も起こりやすくなります。
熱中症には、4つの症状があります。
血圧が低下しめまい、失神などの症状が現れます。顔色が真っ青になり、呼吸回数が増え、脈は速く、唇のしびれがおこったりする。
→めまい、顔色が悪い(レベル1)
大量の汗をかいて体内の水が失われ、脱水を起こしたときの症状で、脱力感、倦怠感、めまい、頭痛、吐き気など、なかなか回復しない。
→倦怠感、頭痛、吐き気(レベル2)
熱けいれん
大量の汗をかき、血液の塩分濃度は高くなります。水だけを補給すると、塩分濃度は逆に低くなり、筋肉に痛みを伴ったけいれんが起こります。
→筋肉の痛み、けいれん(レベル3)
熱射病
高温環境下で激しい運動をするなどで、体温が高くなり脳の温度も上昇し、中枢の神経機能が異常を起こした状態です。
何か聞かれても反応が鈍くなったり、おかしな言動や行動が見られたり、意識がなくなったりします。
全身の臓器に障害が起き、死亡の危険性が高い状態です。
→反応が鈍く、おかしな言動、行動、意識がなくなる(レベル4)
熱中症のなりやすい人はどんな人?
子供
子どもはおとなに比べて体温の調節機能があまり発達していません。環境の温度変化の影響(アスファルトの地熱など)を受けやすいです。
高齢者
高齢者は若い人よりも体内の水分量が少ないので、それほど汗をかいていないようでも、血液の濃度が濃くなりやすいです。
また、渇きにに気づきにくいので水分を飲むのが遅れやすいです。
体調・病気
体調不良
発熱・下痢・二日酔いなどで体調が悪い時
肥満の人 ←(゜ロ゜;)!
肥満の人は軽い運動でもエネルギー消耗が大きく、熱の発生が多くなります。
また脂肪が熱の放散を防ぎ体温を閉じ込めてしまいます。
病気がある人
高血圧、心臓病、慢性肺疾患、肝臓病、腎臓病、糖尿病などの内分泌疾患の人、寝たきりの人は熱中症を起こしやすいです。
また、発汗を抑制する薬や、利尿作用がある薬(…アイスコーヒーもダメ?)、興奮性のある薬、抗精神薬の服用している人は薬によっては熱中症を起こしやすいです。
生活習慣・性格
暑さになれていない人
梅雨明けで急に暑くなった時など。
厚着が必要な人
農作業や現場仕事などで着なければいけない場合、体内に熱がこもりやすくなります。
頑張り過ぎる人
仕事や運動に無理をしてしまう人。
「休んだら、みんなに迷惑がかかるから」とまじめな人。
暑さ指数(WBGT)とは?
暑さ指数とは?
暑さ指数(WBGT(湿球黒球温度):Wet Bulb Globe Temperature)は1954年にアメリカで提案された指標です。単位は気温と同じ摂氏度(℃)でしめされますが、その値は気温とは異なります。←(じゃあ最初から別の単位作れよ!)
人体と外気との熱のやりとり(熱収支)に着目した指標で、人体の熱収支に与える影響の大きい①湿度、②日射・輻射(ある一点から周囲に放射状に射出する意)などの周辺熱環境、③気温の3つを取り入れた指標です。
注意すべき生活活動の目安
注意事項危険(31℃以上) すべての生活活動でおこる危険性 高齢者においては安静状態でも発生する危険性が大きい。外出はなるべく避け、涼しい室内に移動する。
厳重警戒(28~31℃) 外出時は炎天下を避け、室内では室温の上昇に注意する。
警戒(25~28℃) 中等度以上の生活活動でおこる危険性 運動や激しい作業をする際は定期的に充分に休息を取り入れる。
注意(25℃未満) 強い生活活動でおこる危険性 一般に危険性は少ないが激しい運動や重労働時には発生する危険性がある。
↑上記すべて暑さ指数の単位です。
↓暑さ指数最近の状況参考
もうね死んじゃいますよ……。
上記のような情報サイトがありますので、下記にリンクを貼ります。日常でブックマークなどしてご使用下さい。
熱中症の予防と対策
熱中症は正しい予防方法を知り、普段から気を付ける事で防ぐ事が出来ます。
暑さに負けない体づくり続ける。
「水分」をこまめにとります。
スポーツドリンクなどの塩分や糖分を含む飲料は水分の吸収がスムーズにでき、失われた塩分補給にもつながります。
↓飲む点滴とも言う
「塩分」をほどよく取ろう
大量の汗をかくときは、特に塩分補給をしましょう。
↓以前、職人さんに梅干しが効くと聞いた。これはタブレットタイプ。
「丈夫な体を」つくろう
バランスのよい食事やしっかりとした睡眠をどり、丈夫な体をつくりましょう。
↓やっぱ運動とプロテイン?
まとめ
いかがでしたか?なるべくコンパクトにまとめてみたのですが、それでも長文になっちゃいました。長いと読み飛ばしたくなりますよね。
とにかく、熱中症は無理をしない事だと思います。
- エアコン使え!(特にじいちゃん、ばあちゃん)
- 14:00時前後は特に無用な外出は避ける。
- 屋外作業する時は一人で行動しない
知識や知恵があれば世の中の熱中症患者が減るだろう事を願います。
おしまい
*上記参考・参照サイト
熱中症について学ぼう | 熱中症ゼロへ - 日本気象協会推進